ベルヴィル・ランデブー / エディシオン・コレクトール (初回限定生産) [DVD]



ベルヴィル・ランデブー / エディシオン・コレクトール (初回限定生産) [DVD]
ベルヴィル・ランデブー / エディシオン・コレクトール (初回限定生産) [DVD]

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巨大な頭の老女、脚の筋肉だけが異常に発達した青年、ビア樽のように太った犬。特徴が極端に描かれ、一見、気味の悪いキャラクターを、これほどまで魅力的に見せるアニメも珍しい。戦後間もないフランス。マダム・スーザは孫のシャンピオンに自転車の才能があると知り、彼をツール・ド・フランスに出場させる。しかしレース中にシャンピオンは誘拐され、スーザは海を渡り、大都会「ベルヴィル」で孫を捜すのだった。
全編、ほとんどセリフなし。人物の行動と表情だけでストーリーを伝えるのは、フランス出身のシルヴァン・ショメ監督。あえて手描き風にこだわったノスタルジックな絵や、ちょっぴりグロテスクな描写の数々は、どこか、おとぎ話の世界に迷い込ませるような魔力を持っている。線路脇に建つ傾いた家や、ニューヨークのようなベルヴィルなど、あらゆる背景にも目を奪われる。さらに注目すべきは音楽で、物語のカギとなる三姉妹の老婆が歌うマイナー調のスウィングジャズや、大海原で流れるクラシックなどが強いインパクト。そしてフレッド・アステア、ジャック・タチへのオマージュ…と、見どころを書いたらキリがない!(斉藤博昭)



「自分の人生とはなんだったのか」、そうだったのか。

シルヴァン・ショメ監督制作のアニメ。
彼は、フランス人である。

この作品を観て、敗戦後の日本を必死に走り続けたお父さんたちはどう思うだろうか。

「これは自分の人生そのものではないか」
 そのとおり。
敗戦後、気張って、生きてきた者たちには、この作品はサットとはいる。

変なセリフがないだけに、肌からはいり、自己の人生をふり返ってします。音楽は最高。

主人公の 黙々と スクリーンに 向かって走り続ける姿。
この姿は 自分そのものだった。

絵がすごい。とにかく中途半端ではない。
ここまで描いてくれたら、自分の人生がようやくわかる。
「そうだったのか」

 不覚にも涙がでた。
 
「これはアニメでしか表現できない」と叫びたくなった。
「宮崎駿を超えている」と不謹慎にも叫んだ。

ジブリは、今回も、世界中を見渡し、最高の質の作品をぼくたちに紹介してくれた。
「この余裕はどこからでるの」
その謎は、特典を観ることでわかる。

●特典を観ることをおすすめする。フランスの青年監督は率直に語っている。
宮崎駿を徹底的に研究し、学んだ。マイリマシタ。
 やっぱり「原点」は宮崎駿とジブリの皆さんの大きな力だったのです。
 宮崎駿とジブリの皆さん、またもや感謝します。
若い人たちよ。人生を考えるための最高の作品だと思うのだけど。
6歳と3歳の息子たちとはまっています!

言葉がない代わりに、行動で示してくれる。音楽で聴かせてくれる。個々のキャラクターの幸せが、じんわり、感じられる事が、ステキでした。まだ、早いかなとも思いましたが、うちの小さな男の子たちは、毎日観ずにはいられないほど、はまっています。家族みんなで楽しんでいます。もちろん、サントラ盤も購入して、車の中でスイングしています!
埋め込まれた愛、隠された笑顔

”ル・ドゥ―ブル・シス(Le Double Six)”と”トリオ・エスペランサ”(ヒューマンビートボックスを奏でる三姉妹である)をモチーフにした”ベルヴィル三姉妹”が登場。続いて現れるのはマルクス兄弟のハーポ(楽団指揮者になってる)、世界初の黒人ヌードダンサーのジョセフィン・ベイカー、フレッド・アステア。そして天才ギタリストのジャンゴ・ラインハルト(”ベルヴィル”はパリの実在の通りの名前でジャンゴはその通りをモチーフにした同名の名曲を作った。このアニメーションに現れるラインハルトは”ちゃんと指が2本ない”。ラインハルトは大火事に巻き込まれて指を2本失っていた)。さらに若きグレン・グールドがピアノを叩く(弾いているのはかのウェル・テンパード・クラヴィアの2番!)。三姉妹の部屋にはジャック・タチの「僕の叔父さん」のポスター。カルチャーヒーロー、ヒロインたちが活き活きとして僕らの前に姿を現す。

オマージュは止まらない。フランス人が誇るツール・ドゥ・フランスは、もちろんクラフトワークの代表作だ。いやいやニューヨークの摩天楼を”ベルヴィル”に移転させ、ハンバーガーを”おばあちゃん”に「食べさせない」情け容赦ない<アメリカ人を皮肉ってみせておいてから、年老いたベルヴィル三姉妹は爆弾を使って池の蛙(フランス人が大好きな食べ物、か?)を獲るシーンはイヴ・クストーの「沈黙の世界」への辛らつな捧げ物とする。デザートに食べるオタマジャクシは当然、四分音符のカリカチュアだ。そのオマージュぶりにショメ監督が埋め込んだ真のエンタテイメント史への愛がある。そして「どれだけ分かるかな?」と彼が意地悪く笑う、隠された笑顔がある。

何より見事なのはそのどれ一つ知らなくても、このバンド・デ・シネは近年発表されたどんなアニメーション映画よりも楽しめ、何度観ても飽きることがないということである。映画館で3回観て、DVDになってもう10回以上観ているけど、観る度に必ず嬉しくなる。書きたい発見が現れてくる

最後に、珍犬ブルーノの顔はあの名建築家ブルーノ・タウトにそっくり。これは未確認のことだけど。
おばあちゃんと疾走!

正直、はじめは毒気というか気味の悪さやデフォルメ加減が、ちょっと強すぎるような気がした。筋肉は気持ち悪いし、犬は下品だし、料理の色は灰色だし! でもみているうちに、キャラクターや世界にひきこまれ、すっかり好きになっていた。そして中盤以降は、おばあちゃんといっしょに海を渡り、三つ子と一緒に踊り、ベルヴィルの街をヒーコラ駆けた。映画を見終わったとき、拍手したくなったのは初めてだ。
さてDVDだが、映画館で見逃した描写を発見できて収穫大! 特典映像について言えば、特典の目玉である、短編「老婦人と鳩」は、皮肉が効いていて面白かった。ただ、思ったより暗く、「ベルヴィル〜」のような爽快感や暖かさは少ないと思った。「ベルヴィル〜」のメイキングは何度も見ないと思うけど、まあまあ楽しかった。その他に気になったことは、「ジブリシネマライブラリー」という冠が、パッケージや特典映像に何度も出てくること。興ざめ。

総合的にみて、DVDを買ったのは大正解、でも通常版DVDでも良かったかも、と思っている。
かわいい〜おばあちゃん!!

ベルヴィル・ランデブー 出ますか!!
うれし〜待ってました!
しかも!特典にあの「老婦人とハト」も入ってるし、
これはもう買うしかないでしょ。

シルヴァン・ショメ監督の作品に出てくるおばぁちゃんは
とにかくかわいいです!キャラクターデザインも洗練されているし、
なんといっても動きがたまりません。巧過ぎ・・・
ここ最近のアニメーション最高傑作の一つです。



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